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喪服がない・急ぎ

喪服がないときどうする?用意する7つの手段と選び方

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喪服がないと気づいたら、まず「いつの式か」と「どの立場で出るか」を確かめます。急いで用意するなら、店舗で受け取るレンタルが候補です。24時間の無人店舗なら深夜でも借りられ、予約から最短30分ほどで受け取れる店もあります。

まず確かめる2つのこと

必要な服装のレベルは、式の種類と自分の立場で変わります。ここが決まると、使える時間と手段が見えてきます。

喪服の3つの格式

  • 正喪服:いちばん格式が高い装いです。男性はモーニングコートや紋付羽織袴、女性は黒無地の和装など。主に喪主と3親等くらいまでの親族が着ます。最近は喪主も準喪服で通すことが増えています
  • 準喪服:一般に「喪服」と呼ばれるものです。男性はブラックスーツ、女性は黒のワンピースやアンサンブル。立場を問わず着られるので、迷ったらこれを選べば安心です
  • 略喪服:「平服で」と案内されたときの装いです。男性はダークスーツ、女性は黒・濃紺・ダークグレーのワンピースなど。急な弔問や七回忌以降の法事で着ます。三回忌は、遺族は準喪服が多く、参列者は考え方が分かれます(案内に「平服で」とあれば略喪服)

通夜については考え方が分かれます。もともと通夜は地味な平服でよいとされてきましたが、今は通夜も準喪服で行く人が多くなっています。告別式は準喪服が一般的です。

立場によって代用できる幅が変わる

遺族や近い親族ほど、きちんとした喪服が求められます。参列者は多少控えめな服装でも受け入れられやすい立場です。

立場別の服装の目安
立場一般的な服装手持ちの服で代用
喪主・遺族準喪服以上×
用意したい
3親等くらいまでの親族準喪服×
避けたい
友人・知人・会社関係準喪服△
やむを得なければ

地域や宗派、家の考え方でも違います。迷ったら葬儀社や喪主側に確かめてください。場面ごとの服装はシーン別の葬儀の服装にまとめています。

訃報を受けた時刻で選ぶ

使える手段は、訃報を受けた時刻で変わります。ネット宅配は16時ごろまでの注文で最短翌日着のため、翌日の式に使えるのは日中に知ったときだけです。店で買う・有人のレンタル店で借りるなら閉店まで、閉店後から翌朝に受け取れるのは24時間の無人レンタル店です。

時間帯ごとの段取りや、通夜が今夜・告別式が明日のときの分け方は明日の葬式に着る服がないときにまとめています。

喪服を用意する7つの方法

喪服を用意する方法は大きく7つです。速さ・費用・確実さのどれを優先するかで選び方が変わります。

黒の喪服のスーツとワンピースがハンガーに並ぶ店内
喪服が並ぶ店内(写真はイメージです)

表は横にスクロールできます

喪服を用意する方法の比較(料金は2026年9月時点・編集部調べ)
方法受け取りまで費用の目安試着深夜
① 無人レンタル店当日。最短30分ほどの店も税込4,800円前後〜1万円弱○○
24時間の店
② 有人レンタル店当日。注文から1〜数時間税込4,800円前後〜1万2,000円前後△
店による
×
③ ネット宅配レンタル最短翌日税込4,800円前後〜××
④ 紳士服店・百貨店で買う営業時間内。裾上げは仕上がり待ち本体2万〜5万円程度○×
⑤ ディスカウントストアなどで代わりを買う営業時間内店による△△
店による
⑥ 家族・知人に借りる相手しだい0円△―
⑦ 手持ちの服で代用すぐ0円――

① 無人レンタル店

スタッフのいない店に、予約時に届く暗証番号などで入る形です。24時間の店なら深夜や早朝でも使え、店内で試着して持ち帰れます。人と話さずに、自分のペースでサイズを選べるのも気が楽なところです。ただし店舗は都市部が中心で、近くにない地域もあります。

② 有人レンタル店

スタッフに相談しながら選べます。受け取れるのは営業時間内だけで、試着できない店もあります。予約が埋まっていると当日は難しいこともあります。

③ ネット宅配レンタル

近くに店がなくても使え、料金は4,800円前後からあります。届く前に試着はできず、地域によっては翌々日着です。サイズが合わないと交換が間に合わないため、数日先の法事など日程に余裕があるときに向いています。

④ 紳士服店・百貨店で買う

これから何度か着る予定があるなら、買うのも手です。裾上げが要ると、その日のうちに受け取れるかは店しだいです。何回着たら買うほうが安くなるかは喪服は買うか借りるかで計算しています。35,000円の喪服を買って着るたびにクリーニング(1回3,080円)に出す前提で、1回9,480円のフルセットレンタルと比べると、5回目まではレンタルのほうが安く、6回目から購入が安くなります。クリーニング代を入れなければ、4回目から購入が安くなります。

⑤ ディスカウントストアなどで代わりを買う

ディスカウントストアや量販店の衣料品売り場に、ブラックフォーマルが置いてあることもあります。黒のジャケットやワンピースを組み合わせる場合は、略喪服の扱いと考えてください。

⑥ 家族・知人に借りる

費用はかかりませんが、サイズが合わないことがあります。借りたら事前に着て、腕を上げる・座るといった動きを試しておきましょう。返すときはクリーニングに出しておくと、相手に気をつかわせずに済みます。

⑦ 手持ちの服で代用する

参列者の立場で、ほかに手段がないときの方法です。何を着てよく、何を避けるかを次にまとめました。

手持ちの服で代用するときの目安

手持ちの服で代わりにするなら、黒・濃紺・ダークグレーの無地で、光沢のないスーツやワンピースが候補です。本来は略式なので、受け入れられやすいのは一般の参列者の立場です。喪主・遺族や3親等くらいまでの親族は避けます。黒ならよいわけではなく、光沢・柄・飾り・肌の出方を確かめます。毛皮やヘビ・ワニ革、型押しの革は殺生を連想させるので避けます。

黒・濃紺・ダークグレーのスーツと黒のアンサンブルを並べ、見比べる女性の後ろ姿のイラスト
黒・濃紺・ダークグレーの無地なら代用の候補になる

立場と場面ごとの判定や、手持ちの服の見分け方は喪服の代わりになる服にまとめています。小物の決まりは男性の喪服マナー・女性の喪服マナー・葬儀のストッキング・子どもの葬儀の服装をご覧ください。

「平服でお越しください」と言われたら

弔事の「平服」は普段着ではなく、略喪服のことです。ジーンズやTシャツのようなカジュアルな服は避けます。

  • 男性:黒・濃紺・チャコールグレーなど無地のダークスーツに白無地のシャツ。ネクタイは黒無地が理想で、紺やグレーなど暗い色でもよいとする考え方もあります
  • 女性:黒・濃紺・ダークグレーのワンピース、アンサンブル、スーツ。ストッキングは黒です

「平服で」と案内されるのは、お別れの会や三回忌以降の法事などです。平服の案内があるのに喪服で行くと、かえって浮くことがあります。詳しくは平服の意味と服装にまとめています。

喪服はあるのに着られないとき

持っているのに着られないのも、喪服がないのと同じ状況です。原因によって手の打ち方が変わります。

サイズが合わない

ウエストだけなら、上着で隠れる範囲で調整できることもあります。肩や胸・背中がきついと、焼香などで腕を動かすときに窮屈です。無理をせず、試着できるレンタルに切り替えるのも方法です。部位ごとの判断の目安は喪服が入らない・きついときにまとめています。

カビ・虫食い・テカリ

長くしまっていた喪服は、カビや虫食いが見つかることがあります。カビのにおいは当日すぐには取れないことが多いです。膝やひじに出た光沢(テカリ)も含め、直せるか、式の日までに間に合うかは、クリーニング店やお直しの専門店に確かめてください。間に合わないときは、別の手段も考えておきましょう。

訃報を受けたら、その夜のうちに喪服を出して着てみると安心です。当日の朝に気づくと、使える手段が一気に減ります。

無人店舗でレンタルする流れ

24時間の無人店舗で借りるときの、おおまかな流れです。細かい手順はサービスによって違います。

スマートフォンで喪服を予約し、店内の鏡の前で試着し、喪服で参列して、返却ボックスに返すまでの4場面のイラスト
予約・試着・参列・返却の流れ
  1. ネットで予約するプラン・店舗・受け取り日時を選んで予約します。
  2. 店舗に入る予約時の案内に沿って、暗証番号やスマートロックで入室します。
  3. 試着して選ぶサイズ違いを試し、腕を上げる・座るといった動きも確かめます。
  4. 持ち帰る選んだものをそのまま持ち帰ります。
  5. 返す期限までに店舗の返却ボックスなどに返します。クリーニング不要のサービスが多く見られます。

大阪・京都・滋賀・兵庫にお住まいなら、24時間の無人店舗「喪服レンタル24」が使えます。条件は次のとおりです。

喪服レンタル24の条件(2026年9月時点・公式サイトより)
項目内容
料金(税込・3泊4日)スタンダード(喪服のみ)5,980円/フルセット9,480円。+1,000円で6泊7日に延長
フルセットの中身メンズ:喪服・ネクタイ・靴・ベルト・数珠袱紗/レディース:喪服・パンプス・バッグ・アクセサリー・数珠袱紗
受け取り24時間・無人店舗。最短30分で当日受け取り。予約は最短1分、当日はLINEでも受け付け
試着店舗で複数サイズを試着できる
店舗南草津・京都市役所前・天神橋筋六丁目・堺三国ヶ丘・天王寺・西宮今津の6店舗
返却クリーニング不要。店内の返却ボックスか店外の宅配ボックス
注意点子ども用の扱いはなし。男性のフルセットにワイシャツは含まれない(レンタル1,200円・新品2,000円)

レンタル全体の選び方や相場は喪服レンタル完全ガイド、店舗の詳細は喪服レンタル24の紹介ページや大阪のページでご覧いただけます。

よくある質問

喪服がないまま葬儀に参列するのは失礼ですか?

参列者の立場なら、黒や濃紺・ダークグレーの無地で光沢のない服で参列する人もいます。ただし本来は略式です。喪主・遺族や近い親族は準喪服を用意するのが一般的なので、レンタルなどで準備しましょう。

今日中に喪服を手に入れる方法はありますか?

店舗で受け取るレンタルか、店で買う方法があります。24時間の無人レンタル店なら深夜でも借りられ、予約から最短30分ほどで受け取れる店もあります。ネット宅配は届くのが最短で翌日です。

喪服は買うのと借りるのと、どちらが安いですか?

着る回数で変わります。35,000円の喪服を買い、着るたびにクリーニング(1回3,080円)に出す前提で、1回9,480円のフルセットレンタルと比べると、5回目まではレンタル、6回目からは購入のほうが安くなります。

「平服でお越しください」と言われたら私服でよいですか?

弔事の「平服」は普段着ではなく、略喪服のことです。男性はダークスーツに白無地のシャツ、女性は黒・濃紺・ダークグレーのワンピースやアンサンブルが目安です。ジーンズやTシャツは避けましょう。

喪服のサイズが合わず着られません。どうすればよいですか?

ウエストだけなら上着で隠れる範囲で調整できることもあります。肩や胸・背中がきついと、焼香などで腕を動かすときに窮屈です。無理をせず、試着できるレンタルに切り替えるのも方法です。

喪服のレンタル料金はいくらですか?

2026年9月時点で編集部が確認したところ、喪服だけのプランは税込4,800円前後から、靴や数珠まで揃うフルセットは1万円前後でした。関西の喪服レンタル24はスタンダード5,980円、フルセット9,480円(税込・3泊4日)です。

参考にした公的な情報

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文・編集: 喪服NAVI編集部(運営者情報・編集方針)