子どもの葬儀の服装ガイド|赤ちゃんから大学生まで
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学校や園の制服があれば、制服がそのまま正装になります。制服がなければ、白のシャツやブラウスに黒・紺・グレーのボトムスを合わせれば整います。赤ちゃんは落ち着いた色のベビー服で構いません。
年齢別の服装早見表
子どもの服装は年齢で変わります。お子さんの年齢の行を見てください。学校の決まりや地域の慣習で違うこともあるため、表は一般的な目安です。
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| 年齢 | 男の子 | 女の子 | 制服 |
|---|---|---|---|
| 0〜1歳(赤ちゃん) | 白・黒・紺・グレーなど落ち着いた色のベビー服。喪服はありません | — | |
| 2〜6歳(幼児) | 白シャツ+黒・紺のズボン | 白ブラウス+黒・紺のスカートかワンピース | 園服があれば園服 |
| 小学生 | 白シャツ+黒・紺・グレーのズボン | 白ブラウス+黒・紺・グレーのスカート | 制服があれば制服 |
| 中学生・高校生 | 制服。制服がなければ白のシャツ・ブラウスに黒・紺・グレーのボトムス | 制服が正装 | |
| 大学生・専門学校生 | 黒か濃紺の無地のリクルートスーツ+白シャツ+黒無地ネクタイ | 黒か濃紺の無地のリクルートスーツ+白ブラウス | — |
| 社会人 | 大人と同じ喪服(男性・女性のガイドへ) | — | |
全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連)の解説では、小学校低学年までは「制服、または黒や紺など地味な平服」、高学年以上は「制服、または喪服に準じた服」とされています。華美な飾りや明るい色を避け、落ち着いた服にすれば十分です。
付き添う大人の服は、式の種類と案内の服装に合わせて用意します。告別式なら準喪服が基本ですが、通夜や「平服で」と案内された法事では略喪服のこともあります。大人の服装はシーン別の服装ガイドで、式と立場ごとにまとめています。
制服がある場合
園や学校の制服は正装とされ、通夜や葬儀に着ていって問題ありません。手を加えるのは足元と、派手な色の小物くらいです。
| パーツ | 扱い | 補足 |
|---|---|---|
| ブレザー・学ラン・セーラー服 | ○ | 学校指定のものをそのまま着ます |
| スカート・ズボン | ○ | 学校指定のものでそのまま |
| 指定のリボン・ネクタイ | △ | 赤や緑など派手な色のものは、葬儀の間は外すとよいとする葬儀社があります。外せるなら外すと無難です |
| 靴下 | △ | 黒がよく、白の無地でも可。ふくらはぎからひざ下くらいの丈に |
| 靴 | △ | 黒の革靴かローファー。なければ黒やグレーなど地味なスニーカー |
制服そのものは整っていても、足元が派手だと目立ちます。前の晩に靴下と靴を確かめ、リボンやネクタイを外すかどうかも決めておくと、当日慌てずにすみます。
制服がない場合の組み合わせ
白のトップスに、黒・紺・グレーのボトムスが基本です。すべて無地でそろえます。
| パーツ | 選ぶもの | 避けるもの |
|---|---|---|
| トップス | 白の襟つきシャツ・ブラウス | キャラクター柄、ロゴ入り、明るい色 |
| ボトムス | 黒・紺・グレーの無地のズボンやスカート | ジーンズ、明るい色、柄物 |
| 羽織るもの | 黒・紺のカーディガン、ベスト、ジャケット | パーカー、トレーナー、明るい色 |
| ワンピース | 黒・紺の無地で、ひざが隠れる丈 | フリルやレースの多いもの、明るい色 |
子ども用の喪服を新しく買う必要はありません。入学式や発表会で着た服が、この組み合わせにそのまま使えることもあります。飾りボタンやエンブレムが目立つ上着なら、無地のカーディガンに替えると落ち着きます。
年齢ごとのポイント
赤ちゃん(0〜1歳)
赤ちゃん用の喪服はありません。白・黒・紺・グレーなどモノトーンのシンプルなベビー服で構いません。派手な色や柄、キャラクター柄は避けます。
- おむつ替えや授乳があるので、着替えさせやすい服を選びます
- おむつ、おしりふき、着替え、ミルクなど、いつもの外出の持ち物をそろえます
- 音の出ないおもちゃがあると、待ち時間を過ごしやすくなります
幼児(2〜6歳)
白のトップスに黒・紺のボトムスが基本です。園の制服があれば、それを着せて構いません。この年齢は服装より、静かに座っていられるかのほうが気がかりになりやすいので、当日の準備も見ておいてください。
小学生
制服がある学校なら制服です。なければ白のシャツ・ブラウスに黒・紺・グレーのボトムスを合わせ、寒ければ黒や紺のカーディガンを重ねます。成長が早い時期なので、前に着た服が入らないこともあります。出かける前に一度着せてみてください。
中学生・高校生
制服が正装です。制服のない学校なら、白のシャツ・ブラウスに黒・紺・グレーのボトムスとジャケットかカーディガン。大人に近い装いになるので、光沢や柄、飾りを避けるという大人と同じ考え方で選びます。
大学生・専門学校生
リクルートスーツを喪服の代わりに着ても差し支えありません。黒か濃紺の無地に白のシャツ、男性は黒無地のネクタイを合わせます。ストライプ柄や光沢のある生地は避けます。
ただ、リクルートスーツと喪服は生地や仕立てが違い、喪服のほうが黒が深く見えます。祖父母など近い親族として参列し、親族席に並ぶなら、喪服を用意しておくと安心です。選び方は男性の喪服ガイドと女性の喪服ガイドにまとめています。
靴・靴下・髪型・小物
| 項目 | 選ぶもの | 避けるもの |
|---|---|---|
| 靴 | 黒の革靴、ローファー。なければ黒やグレーのスニーカー | 光る靴、キャラクター付き、サンダル、明るい色 |
| 靴下 | 黒の無地(白の無地も可)。ふくらはぎからひざ下の丈 | くるぶし丈、ひざ上まであるもの、柄物 |
| 髪型 | 長い髪は黒や紺など目立たない色のゴム・ピンでまとめる | 明るい色のリボン、大きな飾り、光る髪飾り |
| アクセサリー | つけない | ネックレス、ブレスレット、キャラクターの時計 |
| バッグ | 黒・紺の無地。子どもは持たなくてもよい | キャラクター柄、明るい色 |
黒い革靴がないからといって、新しく買う必要はありません。黒やグレーなど地味な色のスニーカーなら許容されます。光る素材やキャラクターの付いたものだけ避けてください。
連れて行くときの準備と当日の過ごし方
連れて行くかどうかは、故人との関係や子どもの年齢、体調によって変わります。迷うときは、遺族に相談しておくと安心です。
- 乳幼児は前もって遺族に相談する 授乳やおむつ替えができる場所があるかも、そのときに聞いておけます
- 出口に近い席を選ぶ 泣いたりぐずったりしたら、いったん外に出て落ち着かせます
- 静かに遊べるものを持つ 絵本やシールブックなど音の出ないもの。袋の音が響くお菓子は控えます
- 前もって話しておく 小学生以上なら、静かに過ごす場所だと伝えておくと心の準備ができます
- 体調を優先する 熱があるときなどは無理に連れて行かず、遺族に事情を伝えます
前の晩に確かめること
当日の朝に慌てないよう、前の晩に次の点を見ておくと安心です。
- 制服やシャツ、ボトムスが今のサイズで着られるか
- 靴下が黒か白の無地で、丈が短すぎないか
- 靴が黒の革靴かローファー、または地味な色のスニーカーか
- 派手な色のリボンやネクタイ、髪飾りを外すか決めたか
- 乳幼児なら、おむつ・着替え・ミルク・静かに遊べるものをそろえたか
- 付き添う大人の喪服、黒の靴、数珠や袱紗がそろっているか
子ども用の喪服は買うべきか
子ども用の喪服を一式そろえなくても、たいていは手持ちの服で間に合います。
子どもは成長が早く、一度買った服も次の機会には着られなくなりやすいものです。制服がある年齢なら制服で、制服がなければ白のトップスと黒・紺・グレーのボトムスの組み合わせで足ります。
| 手段 | 向いている場合 | 気をつけること |
|---|---|---|
| 手持ちの服で合わせる | 制服のない幼児・小学生 | 白と黒・紺・グレーの無地でそろえる |
| 制服を着る | 制服のある園児・小学生・中高生 | 靴下と靴、派手な色の小物を見直す |
| 新しく買う | 手持ちで色がそろわないとき | 成長で着られなくなりやすい |
| 子ども用を借りる | 近い親族として喪服をそろえたいとき | 子ども服を扱わないレンタルもあるので、事前に確かめる |
付き添う大人の喪服も確かめておく
子どもの服は手持ちで間に合うことが多い一方、付き添う大人は、式の種類と案内の服装に合わせて用意する必要があります。

子どもの服を探しているうちに、自分の喪服の確認が後回しになりがちです。出かける前に一度袖を通し、サイズや汚れ、黒のストッキングや靴がそろっているかを見ておきましょう。大人の装いは男性の喪服ガイド、女性の喪服ガイド、ストッキングの選び方にまとめています。
大人の喪服が手元にない、サイズが合わないというときは、借りる方法もあります。手段の比べ方は喪服レンタルガイド、今日明日で間に合わせたいときは喪服がないときの対処法を見てください。
関西(大阪・京都・滋賀・兵庫)にお住まいなら、無人店舗の喪服レンタル24で大人用の喪服を借りられます。いちばん安いプランは3泊4日5,980円(税込・2026年9月時点)で、最短30分で受け取れます。扱っているのはメンズとレディースで、子ども服はありません。
「平服で」と案内された法事などの装いは「平服でお越しください」の意味で解説しています。
よくある質問
学校の制服は葬儀に着ていってよいですか?
はい。園や学校の制服は正装とされ、通夜や葬儀に着ていって問題ありません。靴下は黒か白の無地、靴は黒の革靴かローファーにそろえます。赤など派手な色のリボンやネクタイは、葬儀の間は外すとよいとする葬儀社もあるので、外せるなら外すと無難です。
制服がない場合は何を着せればよいですか?
白のシャツかブラウスに、黒・紺・グレーのズボンやスカートが基本です。寒ければ黒や紺のカーディガンを重ねます。無地で、キャラクターやロゴのないものを選んでください。子ども用の喪服を新しく買う必要はありません。
赤ちゃんは何を着せればよいですか?
赤ちゃん用の喪服はありません。白・黒・紺・グレーなど落ち着いた色のシンプルなベビー服で構いません。おむつ替えや授乳があるので、着替えさせやすいものを選び、着替えも持って行くと安心です。
大学生はリクルートスーツで参列してよいですか?
代わりに着ても差し支えありません。黒か濃紺の無地に白のシャツ、男性は黒無地のネクタイを合わせます。ただし喪服とは生地や仕立てが違います。近い親族として参列する場合は、喪服を用意すると安心です。
子どもの靴と靴下はどうすればよいですか?
靴は黒の革靴かローファーが理想です。なければ黒やグレーなど地味な色のスニーカーでも構いません。靴下は黒がよく、白の無地でも問題ありません。くるぶし丈やひざ上の長い丈は避けます。
乳幼児を葬儀に連れて行ってもよいですか?
連れて行く場合は、前もって遺族に相談しておくと安心です。授乳やおむつ替えができる場所も聞いておけます。当日は出口に近い席を選び、泣いたらいったん外に出て落ち着かせます。
参考にした公的な情報
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文・編集: 喪服NAVI編集部(運営者情報・編集方針)



