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服装マナー

葬儀のストッキングは何デニール?黒・肌色の使い分けと避けたいもの

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葬儀のストッキングは、黒の20〜30デニール程度が一般的です。肌が少し透ける厚さが目安で、20デニールでも問題ありません。ただし葬儀社によって20〜25、20〜30と幅があり、ひとつの数字で決まっているわけではありません。

デニール数ごとの目安

デニールは糸の太さを表す単位で、数字が大きいほど生地が厚く、透けにくくなります。

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葬儀でのデニール数ごとの目安
デニール見え方葬儀での判定備考
20前後肌が少し透ける○夏はこのくらいの薄手でもよい
20〜30肌がうっすら透ける○一般的な厚さ。迷ったらこの範囲
60程度までほとんど透けない(タイツ)△寒い時期は許容とする資料が多い。60〜80までとする記事もある
それより厚手不透明△厚手のタイツはカジュアルに見えやすい
—素足×真夏でも避ける
  • デニールの定義 — 1gの糸を9,000mに伸ばしたときの太さが1デニールです
  • ストッキングとタイツの境目 — メーカーによって違います。25デニール以上をタイツとするところも、30デニール以上とするところもあります

なぜ20〜30デニール程度なのか

黒ければ何でもよいわけではなく、厚さにも目安があります。肌が少し透ける程度の厚さが、喪服に合わせたときに落ち着いて見えるためです。

厚手のタイツは日常着や防寒の印象が強く、カジュアルに見えやすくなります。ワンピースやアンサンブルの上半身に対して、脚元だけがちぐはぐに見えることがあります。

弔事の装いは、靴やバッグ、ネクタイも含めて光沢や飾りを避けるのが基本です。ストッキングも、ラメや柄のないシンプルな黒を選びます。

服や靴とのそろえ方

ストッキングは、喪服とパンプスのあいだで目に入る部分です。全体を黒でそろえ、光沢や飾りのないものでまとめます。

女性の喪服一式のイラスト。黒のジャケットとワンピース、一連のパールのネックレス、数珠、黒の布製バッグ、黒のパンプス、黒のストッキング
ストッキング・パンプス・バッグを黒でそろえる
  • スカートやワンピースは膝が隠れる丈。座ると膝から下のストッキングが見えます
  • パンプスは黒で光沢のないもの。ヒールは3〜5cmが目安です
  • ストッキングは黒の無地。ラメや柄のないもの
  • 替えを1足、バッグかサブバッグに入れた

パンプスやバッグ、アクセサリーの選び方は女性の喪服マナー完全ガイドで表にしています。

黒と肌色、どちらを選ぶか

黒を選んでおけば無難です。ただし肌色を一般的とする葬儀社もあり、地域や場面によって考え方が分かれます。

通夜は肌色も許容される地域があります。それでも、できれば黒にしておくと安心です。法事では黒が一般的とされる一方、肌色を選ぶ例もあります。

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黒と肌色の使い分け
場面黒肌色考え方
通夜○△肌色が許容される地域もある。できれば黒
告別式・葬儀○△肌色を一般的とする葬儀社もあるが、黒が無難
法事(四十九日・一周忌など)○△黒が一般的。黒に近い灰色でもよいとする葬儀社もある

地域の慣習がわからないときは、葬儀社や喪主側に確認すると確実です。案内に「平服で」とある場合の装いは平服と言われたときの服装、場面ごとの違いはシーン別の服装ガイドをご覧ください。

冬や寒い日にタイツを履くとき

寒い時期は、60デニール程度までのタイツなら許容とする資料が多くあります。60〜80デニールまでとする記事もあります。

  • 寒い地域・冬の葬儀 — 厚手を選んでも問題視されにくくなります
  • 高齢の方・妊娠中の方 — 体調を優先します

それでも柄物は避け、無地の黒にします。見た目を崩したくなければ、脚元は20〜30デニール程度のままにする手もあります。寒さはインナーや貼るカイロ、丈の長いコートで防ぎます。コートは会場に着いたら脱ぐので、屋内ではインナーが頼りになります。

避けたいもの

  • 素足(真夏でも避けます)
  • ラメやレースなど、光る飾りのあるもの
  • チェック・ドット・ラインなどの柄物(黒でも避けます)
  • 伝線したままのもの(気づいたら履き替えます)
  • 日常着に見える厚手のタイツ(寒い時期でも60デニール程度までが目安)

当日に伝線したとき

ストッキングの伝線は、葬儀の日によくあるトラブルです。移動や、椅子・畳での立ち座りが多いためです。

  1. 見える位置なら履き替える膝から下は座ったときにも目に入ります。予備に履き替えてください。
  2. 予備がなければ近くで買うコンビニやドラッグストアで黒のストッキングを置いていることがあります。
  3. 次からは予備を持つ替えを1足、サブバッグに入れておくと慌てずに済みます。

どこで買えるか

黒のストッキングを買える場所
買える場所厚さの選択肢備考
コンビニ少なめ置いていない店舗もある。デニール表記を確認する
ドラッグストア店舗による営業時間は店舗ごとに確認する
スーパー・百貨店のフォーマル売り場多め喪服用の小物とまとめてそろえやすい
喪服レンタル—付いてくるサービスも、含まれないサービスもある

買うときは、パッケージのデニール表記と色を確かめます。20〜30デニール程度の黒を選べば、季節を問わず使えます。夏の暑い時期は20デニール前後の薄手にすると負担が軽くなります。

喪服レンタル24では、ストッキングはレンタル品ではなく新品の販売品として用意されています(2026年9月時点)。関西(大阪・京都・滋賀・兵庫)にお住まいで、喪服ごとそろえたいなら、無人店舗で当日借りる方法もあります。3泊4日5,980円(税込)からで、予約から最短30分で受け取れます。

ストッキングでなくてもよい場合

  • 妊娠中 — マタニティ用のストッキングやタイツで構いません。冷えを防ぐため、タイツのほうが望ましいとされます
  • 子ども — 小学生以下はストッキングを履かなくて構いません。靴下は黒がよいとされますが、白の無地でも問題ないとされます。詳しくは子どもの葬儀の服装をご覧ください
  • 高齢の方 — 体調を優先し、厚手のタイツでも構いません

喪服そのものがない・合わないとき

喪服も手元にない、サイズが合わないというときは、喪服がないときの用意の仕方をご覧ください。買うか借りるかで迷うなら喪服は買うか借りるか、借りる場合の選び方は喪服レンタルの選び方をご覧ください。男性の装いは男性の喪服マナー完全ガイドにあります。

関西なら喪服レンタル24が使えます。店舗で複数のサイズを試着できます。2026年9月時点で、レディースはS〜3L(天王寺店は5Lまで)、パンプスは21.5〜25.5cmです。

よくある質問

葬儀のストッキングは何デニールがいいですか?

黒の20〜30デニール程度が一般的です。肌が少し透ける厚さが目安で、20デニールでも問題ありません。葬儀社によって20〜25、20〜30と幅があり、ひとつの数字に決まっているわけではありません。

葬儀に肌色のストッキングを履いてもいいですか?

肌色を一般的とする葬儀社もあり、通夜では肌色が許容される地域もあります。ただ地域や考え方で差があるため、黒を選んでおけば無難です。

冬の葬儀に黒いタイツを履いてもいいですか?

寒い時期は60デニール程度までのタイツなら許容とする資料が多く、60〜80デニールまでとする記事もあります。妊娠中や高齢の方は体調を優先して構いません。柄物は避けます。

夏の葬儀なら素足でもいいですか?

素足は避けます。真夏でもストッキングを履くのが基本です。暑い時期は20デニール前後の薄手を選ぶと負担が軽くなります。

葬儀用のストッキングはコンビニで買えますか?

黒のストッキングを置いているコンビニもありますが、厚さの種類は少なく、在庫は店舗によります。パッケージのデニール表記を見て、20〜30デニール程度のものを選んでください。

喪服レンタルにストッキングは含まれますか?

サービスによって違います。ストッキングを付けるレンタルもあれば、含まれないところもあります。喪服レンタル24では、ストッキングはレンタル品ではなく新品の販売品です(2026年9月時点)。

子どもも葬儀でストッキングを履くべきですか?

小学生以下はストッキングを履かなくて構いません。靴下は黒がよいとされますが、白の無地でも問題ないとされます。

参考にした公的な情報

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文・編集: 喪服NAVI編集部(運営者情報・編集方針)