喪服はどこで買う?売り場の選び方と値段の考え方
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喪服は、紳士服店、百貨店のフォーマル売り場、量販店やショッピングセンターの衣料品売り場、ネット通販などで買えます。値段は店・素材・作りで大きく違います。急ぎなら試着と裾上げの相談ができる店頭、日程に余裕があればネット通販も候補です。
売り場ごとの違い
どこで買うかは、「試着できるか」「いつ手に入るか」で選ぶと迷いません。品ぞろえや営業時間は店ごとに違うため、表は一般的な目安です。
表は横にスクロールできます
| 売り場 | 試着・相談 | 急ぎのとき | 気をつけること |
|---|---|---|---|
| 紳士服店 | ○ | 営業時間内。裾上げの仕上がり時刻を先に確かめる | 女性用の品ぞろえは店によって違う |
| 百貨店のフォーマル売り場 | ○ | 営業時間内。裾上げの仕上がりは売り場に確かめる | 品ぞろえや価格帯は店によって違う |
| 量販店・ショッピングセンターの衣料品売り場 | △ 売り場による | 営業時間内 | 喪服を扱っているかは店による |
| ディスカウントストア | △ | 遅くまで開いている店もある | 黒のジャケットやワンピースを組み合わせるなら、略喪服の扱いと考える |
| ネット通販 | × 届くまで試せない | 届く日を確かめる。翌日の式には間に合わないことも | 返品の条件を先に確かめる |
今日・明日に着る予定なら、店頭で買うか、店舗で受け取るレンタルが現実的です。数週間先の法事などに向けて落ち着いて選ぶなら、ネット通販も比べやすくなります。
値段の考え方
喪服の値段は、店・素材・作りで大きく違い、ひとつの相場では言い切れません。
2026年9月に編集部が大手紳士服店の公式通販を見たところ、男性の礼服は税込15,000〜87,120円でした。同じ店の中でもこれだけの幅があります。女性用は、ワンピース・アンサンブル・パンツスーツと形が多く、店や素材で大きく違うため、この記事では幅を出していません。
値段を比べるときに見るところ
- 黒の深さ:喪服用の黒は染色の濃度が高く、ビジネス用の黒スーツと並べると差が分かります。値段だけでなく、明るい所で色を見て選びます
- 仕様:家で洗える、ウエストを調整できるなど、仕様の違う品が並んでいます。体型が変わりやすい人は、調整できる仕様があるかを見ておくと長く着やすくなります
- 慶弔両用か:慶弔両用タイプのブラックスーツなら、ネクタイを白やシルバーに替えて慶事にも使えます
- セットの中身:女性用は、ジャケットとワンピース、ジャケット・ブラウス・パンツなど、何点で1セットかが品によって違います
本体のほかにかかるもの
喪服だけでは参列できません。手持ちで使えない物があれば、その分も予算に入れておきます。
| 区分 | 男性 | 女性 |
|---|---|---|
| 身につける物 | 白無地のワイシャツ、黒無地のネクタイ、黒の革靴、黒の靴下、黒のベルト | 黒のストッキング、黒のパンプス、黒の布製バッグ、パールなら一連のネックレス(なくてもよい) |
| 持ち物 | 数珠(仏式の場合)、袱紗 | |
| 買ったあと | クリーニング代(大手クリーニング店の公式料金でスーツ上下3,080円・税込・2026年9月時点)、カビや虫食いを防ぐ保管の手間 | |
買う前に確かめること
一度買うと何年も着る服です。店頭でもネットでも、次の点を確かめてから選んでください。

- 明るい所で見て、黒が浅すぎないか
- 光沢や柄がないか
- 女性は、ひざが隠れる丈か、胸元が開きすぎていないか。袖は長袖が基本
- 今の体を測った寸法に合っているか(サイズ表記の読み方は喪服のサイズの選び方で解説しています)
- 腕を前に出す・座るといった動きで窮屈でないか
- 裾上げやお直しが要るなら、いつ仕上がるか
- 返品や交換の条件
式までの日数で買い方を変える
| 式まで | 向いている買い方 | 理由 |
|---|---|---|
| 予定はないが備えておきたい | 店頭・ネット通販のどちらでも | 試着・お直し・返品に時間をかけられる。複数の店を比べられる |
| 1〜2週間 | 店頭か、返品条件のはっきりしたネット通販 | ネットでも、届いてから合わなかったときの返品・交換が間に合いやすい |
| 2〜3日 | 店頭 | 裾上げの仕上がりまで見込める店を選ぶ |
| 明日・今日 | 店頭(在庫と裾上げを電話で確認) | 間に合わなければ、店舗で受け取るレンタルも候補 |
試着に行くときは、式ではく予定の靴があれば、それをはいて行くとパンツやスカートの丈を合わせやすくなります。
ネット通販で買うときの注意
ネット通販には、法律上のクーリング・オフ制度はありません。返品できるかどうか、できる場合の条件は、店が決めた返品の決まり(返品特約)に従います。特約がない場合は、商品を受け取った日を含む8日以内なら、送料を自分で負担して返品できます(国民生活センターの解説より)。
- 返品の条件を読むサイズ違いで返品できるか、期限は何日か、送料はどちらが持つかを注文前に確かめます。
- 寸法表と自分の寸法を比べる届くまで試着できないので、今の体を測った数字で選びます。
- 届く日を確かめる式の日に間に合うか、試着して返品・交換する時間まであるかを見ます。
- 届いたらすぐ着る返品に期限がある場合に備えて、届いた日のうちに一度着て確かめます。
急いで買うとき
明日の式に向けて今日買うなら、店に行く前に電話で次のことを聞いておくと、無駄足を減らせます。
- 自分のサイズの在庫があるか
- 裾上げが要る場合、何時に仕上がるか
- 靴・ネクタイ・数珠などの小物も同じ店でそろうか
- 何時まで開いているか
裾上げが間に合わない、閉店時刻に間に合わないときは、店舗で受け取るレンタルが候補になります。今夜から明朝にかけての段取りは明日の葬式に着る服がないときにまとめています。
買うか借りるかで迷ったら
喪服は、参列の回数で買うか借りるかを決めるのが目安です。次にいつ着るか分からないなら、まず借りて済ませる方法もあります。回数ごとの総額と計算式は喪服は買うか借りるかにまとめています。
大阪・京都・滋賀・兵庫にお住まいなら、24時間の無人店舗「喪服レンタル24」で借りられます。喪服だけのスタンダードが5,980円、小物まで一式のフルセットが9,480円です(税込・3泊4日・2026年9月時点)。
よくある質問
喪服はどこで買えますか?
紳士服店、百貨店のフォーマル売り場、量販店やショッピングセンターの衣料品売り場、ネット通販などで扱いがあります。試着や裾上げの相談をしたいなら店頭、日程に余裕があり店に行けないならネット通販が候補です。
喪服の値段の相場はいくらですか?
店・素材・作りで大きく違います。2026年9月に編集部が大手紳士服店の公式通販で確かめたところ、男性の礼服は税込15,000〜87,120円でした。女性用は形や素材の幅が広く、この記事では幅を出していません。
ネットで買った喪服のサイズが合わなかったら返品できますか?
ネット通販には法律上のクーリング・オフ制度はありません。返品できるかは店の決まり(返品特約)に従います。特約がない場合は、受け取った日を含む8日以内なら、送料を自分で負担して返品できます。
今日買って明日着られますか?
裾上げが要ると、その日のうちに受け取れるかは店しだいです。買いに行く前に、在庫と裾上げの仕上がり時刻を電話で確かめておくと安心です。間に合わないときは、店舗で受け取るレンタルも候補になります。
買うか借りるか迷っています。
参列の回数で考えるのが目安です。35,000円で買って毎回3,080円のクリーニングに出す前提なら、1回9,480円のフルセットレンタルより6回目から安くなります。計算の前提は「喪服は買うか借りるか」の記事にあります。
参考にした公的な情報
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文・編集: 喪服NAVI編集部(運営者情報・編集方針)



