1年中安くて手に入りやすいたまねぎは、色々な料理のお供として万能の役割を果たします。
もちろんたまねぎだけで食べても美味しい汎用性の高い食材と言えますが、このたまねぎで簡単ー3kgダイエットできたら嬉しいですよね。
たまねぎは野菜なのでカロリーが低いイメージがあると思いますが、たまねぎにはカロリー以外にもダイエットに適した多くの成分が含まれています。
また健康的に痩せるためにとても役立つ食材ですので、今回はたまねぎのお手軽ダイエット方法やメリット、注意点を詳しくご紹介します。
健康的に体重を減らして理想の体を手に入れたい方は必見ですよ!
目次
たまねぎのカロリー

まずたまねぎのカロリーですが、100gあたり「約37kcal」です。
白米100gのカロリーは「約168kcal」ですので、だいたい5分の1程度のカロリーとなります。
同じ野菜のジャンルでも、キャベツが「約23kcal」、にんじんが「約37kcal」、じゃがいもで「約76kcal」となっているため、たまねぎは野菜の中でも比較的に低めなジャンルの食材と言えるでしょう。
たまねぎの糖質

次にたまねぎの糖質ですが、100gあたり「約7.2g」です。
野菜の中では比較的に高いものですが、白米100gの糖質は「約37g」とためねぎは5分の1程度しかありません。
同じ野菜のジャンルであれば、キャベツが「約3.5g」、にんじんが「約6.5g」、じゃがいもが「約16.3g」となっていて、ちょうど野菜でいう平均的な数字ぐらいなのがたまねぎです。
糖質制限をしている女性が1日に必要な糖質量が、平均「約270g」といわれていますので、たまねぎで換算すれば約4kg分食べても良いということになります。
そう考えれば糖質制限中であっても全然取り入れれる野菜と言えますね!
たまねぎのダイエットに有効な成分

硫化アリル
たまねぎと言えばこの”硫化アリル”という成分が有名ですが、この成分はあのたまねぎ独特の香りの原因になっているものです。
その成分には血行を促進する効果があり、代謝が良くなると同時に血流が改善されることで体温が上昇し、デトックス効果も期待できます。
また”硫化アリル”は、生で刻んで食べることで血糖値を下げる効果が期待できるので、糖質が高いものと一緒に食べることで太りにくくなります。
血糖値をあげないようにするのがダイエットにおいて重要ですので、色々な料理にたまねぎを組み合わせるとよいでしょう。
独特の香りの原因”硫化アリル”にはダイエット中には、とても嬉しい成分ということですね!
ケルセチン
“ケルセチン”はポリフェノールの1種で、こちらにも血流改善効果があります。
“ケルセチン”には活性酵素の動きを抑える効果があり、この活性酵素は血管を固くするといわれているため、”ケルセチン”を積極的に摂取することで柔軟性が高い若い血管を手に入れることができます。
血管が柔らかければ、当然血流が良くなり代謝がアップしダイエット効果が充分期待できます。
さらには脂肪分解を助ける作用もあると言われていて、”リパーゼ”という脂肪分解酵素の働きを活性化させることで、脂肪燃焼が促進されます。
落としにくい内臓脂肪にも効くといわれているため、女性は積極的に食べたいですね!
グルタチオン
この”グルタチオン”はあまり聴き慣れない成分ですが、この成分には肝臓の毛毒作用を助け、肝機能を強くする効果が期待できるといわれています。
血液中の有害物質であるアルコールやアンモニアを肝臓で処理しますが、この肝臓が弱ると体調不良の原因になったり、むくみの原因となるため、”グルタチオン”で肝機能を強化して、健康的にダイエットすることができます。
フラクトオリゴ糖
たまねぎには”フラクトオリゴ糖”という、腸内環境を整えてくれる成分が豊富に含まれています。
“フラクトオリゴ糖”自体が改善するのではなく、善玉菌であるビフィズス菌の餌になることで、ビフィズス菌の量が増え活性化し、腸内環境を改善し便通などを良くしてくれます。
消化不良や便秘はダイエットの敵ですので、ダイエットしながら腸内環境を改善できるのは嬉しいですよね!
たまねぎには、食物繊維と水分も豊富に含まれているため一石二鳥ですね!
カリウム
たまねぎには、体内の余分なナトリウムを排出することで有名な”カリウム”が豊富に含まれています。
この成分を摂取することで「むくみ」の解消に繋がりますので、「むくみ」に悩んでいる方はたまねぎを積極的に摂取するのがオススメです。
たまねぎダイエットの注意点

たまねぎには、ダイエット中に助かる多くの効果があることがわかりました。
しかし、たまねぎダイエットにもいくつか注意しなければいけないことがありますのでご紹介させていただきます。
食べすぎない
たまねぎにはダイエットに役立つ成分”硫化アリル”が含まれていますが、これはたまねぎ独特の臭いの原因となっている成分で、食べすぎると口臭や体臭の原因となる可能性があります。
また”硫化アリル”は、空腹時や多く摂取しすぎると胃や腸への刺激が強くなり、胃腸の調子が悪くなる可能性があります。
腹痛や下痢の元となる可能性がありますので、食べすぎには注意しましょう。
たまねぎダイエットの方法

それでは早速”たまねぎでお手軽ダイエット”の方法ですが、その方法は簡単で「たまねぎを積極的に食べる」だけです。
加熱して食べても大丈夫ですし、生のままで食べても大丈夫です。
意識するのは、1食に対してのたまねぎの量を多くして、総摂取カロリーを抑えつつ、たまねぎのダイエット成分で代謝を向上し脂肪を燃焼することです。
どれだけたまねぎを多く取り入れて食事をすることができるかが、”たまねぎでお手軽ダイエット“の目的になります。
1番のポイントは継続すること!
継続することで血液がドンドンサラサラになり、自然と代謝が良い状態になります。
さらには低カロリーで食物繊維が豊富なため、便通も良くなりますし、カリウムでむくみも改善するので女性にとって嬉しいことばかりです。
たまねぎおすすめの食べ方

基本的に、焼く・ボイル・生であれば問題ありません。
低カロリーだからといって、揚げたり炭水化物を多くとったりすると意味がありませんので注意してください。
野菜スープなどにして食べたり、そのまま焼いてポン酢で食べたり、食材だけでなく調理方法も気にかけることでダイエット効果がどんどんアップしますよ!
最後まで閲覧ありがとうございました。
少しでも皆さんの役に立てば幸いです。
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